レポート:Web制作 K
6月26日(日)

シバタくん主催の人気イベント「なごやか銘酒会」
おかげさまで第31回を迎えました。

今回、銘酒会にご協力いただいたお店は名古屋駅から徒歩5分、シバタくんの店から徒歩1分の
「銑-ずく-」
古い建物を改装した店内は明るく清潔感があり、落ち着いた雰囲気でとてもくつろげる空間です。

「銑-ずく-」という店名は「鉄と同じ意味の字。お好み焼きなど鉄板料理が中心だからね。」と店長の水元さんが語ってくれました。
当然、おすすめメニューは鉄板料理 !
「鉄板ラーメン」という銑-ずく-ならではの料理も。
素材は「篠島」(しのじま)から産地直送で仕入れているので、鮮度は抜群!
焼酎は約40種類ほど揃えており、シバタくんから卸しているのもあります。



開始時刻より1時間半も前から2Fのお座敷個室を貸切り、一足先に準備開始!
参加者の喫煙席、禁煙席などの席分けに、いつものことながら頭を抱えるシバタくん。
シバタくん「ああ〜難しい!」

今回、準備からお手伝いに来てくださったのは
長野の清酒「明鏡止水」醸造元 
大澤酒造株式会社の社長
大澤 真 さん。

シバタくん「大澤さんが来る事は、みんなには内緒なんだよね。びっくりさせたくてね。」


大澤さんと綿密な打ち合わせ。

「なごやか銘酒会」開催30分前。
次々と参加者が到着し、毎回恒例のマッチング(利き酒)にチャレンジ!


本日の3本は
「佐渡の鬼ごろし 本醸造」「立山 銀嶺 本醸造」「開運 特別本醸造」

利き酒の楽しみ方は
1.色を楽しむ。
2.鼻に近づけ香りを楽しむ。
3.口に含み舌の全面に行き渡るように転がし味を楽しむ。
4.同時に唇を細めに開けて空気を吸い込み、口から鼻に抜ける香りを楽しむ(含み香)。
5.後味の余韻を楽しむ。

利き酒の楽しみ方を知ることで、お酒の世界を今まで以上に面白く、楽しく、幸せにさせてくれます!



「今回は比較的簡単な方だったかな。一番最初に口に含んだインスピレーションが鍵だね。」
スラスラと答案用紙に書き込む方もいれば、じ〜っと紙を見つめて微動だにしない人も。


PM2:00
みなさん お席についていただき、待ちに待った銘酒会の開催となりました!


シバタくん「それでは第31回、なごやか銘酒会を始めさせていただきます!(みなさん拍手&声援)
      本日はとても暑い日になりました…残念ですがビールは出ません(笑)
      日本酒が純粋に好きな人たちの集まりですから、日本酒を楽しんでください!」
  

シバタくん「今日はなんと、長野から蔵元の大澤さんににおいでいただきました。
      銘酒会には初参加の方ですが、僕は10年来のおつきあいです。 とても大好きな方です。」(拍手)
大澤さん「皆さんとご一緒できるのを楽しみにしていました。なんでも聞いてください、よろしくお願いします!」
シバタくん「まじめな人ですが飲むと…すごいですよ〜。
      今日はそんな大澤さんが製造している”明鏡止水”の特集です!秘蔵酒もありますから楽しみにしてください。」


みなさん、待ちにまった「明鏡止水」を試飲。
シバタくん「お酒をピッチャーに注いじゃ駄目ですよー!(笑)」


今回が初参加の女性。お酒を口の含み、じっくりとお酒を味わっております。
大澤さん「ちょっと冷えすぎているので、手で温めながら飲んでみてください。味がかわりますよ!」


試飲後、すぐに本を手に取りお酒を調べる人も。


自慢の鉄板料理やおつまみが運ばれてきました。お酒がすすみます!


会場をぐるーりと見回して、常に状況をチェックしているシバタくん。
シバタくん「明鏡止水だけでい〜っぱい出てくるから、みんなが間違って回し忘れたり、飲み忘れたりしてないか見張ってないとね。」


大澤さんも大忙し!各席に「明鏡止水」を説明し注いでまわります。
大澤さん「明鏡止水 垂氷(たるひ)純米山田錦 槽(ふね)しぼり!
     垂氷の由来は、冬のすごく寒い日の早朝。

     ふと屋根を見たら巨大な「つらら」が目に止まり、その「つらら」の荘厳さに感銘を受けたからなんです。
     山田錦というお米は値段が高いのですが、たくさんの人に良さを知ってもらいたいので価格を抑えています。」


「槽しぼりとは?」の質問に
大澤さん:「布製の”酒袋”にもろみを入れて、風呂桶のような入れ物に何層にも重ねます。
       ゆるい圧力で押されて出て来たものを瓶につめています。
       風呂桶のような入れ物を「槽(ふね)」と呼ぶので、槽しぼりといいます。
      ちなみにもう一つ、酒袋にもろみを入れるまでは同じですが 槽には入れず吊るしてしずくを垂らす方法もあります。
      "袋吊り"とか"しずく"と呼びます。
      味は袋吊りのほうが時間がかかる分、透明感があるかな?好みは分かれますね。」

「この酒袋にもろみを入れて、ジワ〜っとしみでたのがこのお酒か〜!」とお酒を見つめると、とても感慨深いです。


「明鏡止水」の味はいかがですか?
「呑みやすく、甘み、香り、キレもあり、バランスが取れている!逆に完璧すぎるかな?美少女みたい。」
「おいしい!おいしくないとかの問題じゃないのね。”わかる”のね!」
「つまみごとに酒を変えて呑んでるよ。なんとも 贅沢な呑み方だね〜。」


みんなほろ酔い気分で、まさに「なごやか」な銘酒会です!


マッチングの採点をするシバタ君「今回は正解者が多いなぁ〜、簡単だったかな?」

シバタくん「はい、皆さーん、マッチング正解者の発表で〜す!」
正解者はなんと9名!今回は多いです!
さらに大澤さんからのプレゼントを賭けて、正解者同士で仁義なきじゃんけん勝負!


勝ち取るためにみなさん必死!負けてしまってヒドい目に遭っている人も。

見事に勝ち抜いた方は、それぞれ
・明鏡止水おちょこ
・桜井甘精堂の栗かのこ、栗ようかん
・八幡屋礒五郎(やはたやいそごろう)の七味唐辛子
・明鏡止水 前掛け

以上の大澤さんからのプレミアグッズをゲット!
惜しくもじゃんけんに敗れた人たちも、マッチング正解者として本日提供のお酒をいただき、ご満悦のご様子です!


皆さんとびっきりの笑顔です!この笑顔が「なごやか銘酒会」の大成功を物語っています!

楽しい時は時間が経つのも早く感じます。
ふと、気がついたら午後4:30。銘酒会の終了時間となっていました。

最後に大澤さんよりごあいさつ

「本日は、本当に、ありがとうございました!またぜひ参加させてください。リクエストあったらどんどん言ってくださいね。」
女性に腕を組まれニコニコの大澤さん。
「飲むとすごい。」とシバタくんが言ったとおり、最初のマジメなキャラはすっかり消えうせてしまったようです…


「銑-ずく-」店長さん、水元健二(写真 左)さんからもご挨拶をいただきました。
「誠にありがとうございます。いつもシバタさんにはお世話になっているんですよ。また、お願いします!」


今回、貸し切りの2Fで私たちのお世話をしてくださった乾(写真 左)さん、野崎(写真 右)さん。
本当にありがとうございました!


「おつかれさまー!また来てねー!」
シバタくんも 笑顔で参加者を送ります。


そして、みなさんは二次会へと足を運んでいくのでした。
どうもお疲れ様でした!!

今回の銘酒会で試飲したお酒のリストです。
大澤さんから提供させていただいた「明鏡止水」と全国各地の地酒の
計13本を試飲しました。
明鏡止水 特別本醸造
明鏡止水 吟醸
明鏡止水 純米吟醸
明鏡止水 垂氷(たるひ)純米山田錦 槽(ふね)しぼり)
明鏡止水 酒門 特選純米吟醸中汲み
明鏡止水 秘蔵酒「信濃のかたりべ」
静岡/駿州 中屋 吟醸生
奈良/風の森 純米大吟醸アキツホ斗瓶とり生
山口/東洋美人 純米吟醸 雄町
島根/王祿 丈径(たけみち) 純米吟醸原酒限定
醴泉 純米大吟醸本生原酒
黒龍 しずく 大吟醸袋吊り雫酒
義侠 慶(よろこび)純米大吟醸中汲み低温熟成古酒


『なごやか銘酒会』の様子を知りたい方はこちら!
→第35回『なごやか銘酒会』
→第34回『なごやか銘酒会』
→第33回『なごやか銘酒会』
→第32回『なごやか銘酒会』
→第31回『なごやか銘酒会』
→第30回『なごやか銘酒会』
→第29回『なごやか銘酒会』
→第28回『なごやか銘酒会』
→第27回『なごやか銘酒会』
→第26回『なごやか銘酒会』
→第26回『なごやか銘酒会』
→第25回『なごやか銘酒会』
→第24回『なごやか銘酒会』
→第23回『なごやか銘酒会』
→第22回『なごやか銘酒会』
→第21回『なごやか銘酒会』